全国安全週間が令和7年7月1日〜7日まで開催されます。
令和7年度の全国安全週間は、以下のスローガンです。
「多様な仲間と 築く安全 未来の職場」
この全国安全週間は、昭和3年に初めて実施されて以来、「人命尊重」という基本理念の下、「産業界での自主的な労働災害防止活動を推進し、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ること」を目的に、厚生労働省、中央労働災害防止協会が主唱者となって進められているものです。
協賛者、協力者として労災防止団体・行政機関・労働組合・経営者団体等が並び、実施者は「事業場」となっています。つまり、労働する場所の単位で実施していく取り組みです。また、実施する事項の中には、安全パトロールによる職場の総点検の実施や、講演会等のほか、「労働者の家族への職場の安全に関する文書の送付、職場見学等の実施による家族への呼びかけ」という項目があります。
事業場の単位で(働く場所の単位で)、労働者の家族が参加できる職場見学日をつくることは、まだまだ一般的に実施されている取り組みではありませんが、これから導入してみる価値があると思います。ご安全に!